こんにちは
サワキと申します。
今回は、パーソナルスペース(自己領域)の心理を掘り下げてみます。
もくじ
1.心理学という目で覗いてみたパーソナルスペースとは
誰もが自分のパーソナルスペースという自己領域を持っています。
それは縄張りの心理というもので、他の人がその領域に入ってくると無意識的に嫌な感じを抱いてしまい距離を開けるように移動してしまいます。
パーソナルスペースは個々によって大きな差がありますし、人とのかかわりの度合いによっても大きく変わります。
2.心理学という目で覗いてみたパーソナルスペースの違い
パーソナルスペースは個々の関係によって大きく変わってきます。
パーソナルスペースは男女でも差があり、女性に比べて男性の方が広いといわれています。
また、他人同士ではパーソナルスペースが広くなり、家族ならパーソナルスペースが狭くなり、恋人同士ならものすごく狭くなりますね・・・(笑)
性格によっても変わり、社交的な人ではパーソナルスペースが狭くなり、内向的な人ではパーソナルスペースが広くなります。
◆基本的な距離とは
密接距離
45cm以内の距離のことで、これが保てるのは本当に親密な関係にある人同士です。かなり親しい人が相手と触れ合ったりしながら会話をする距離になります。
個体距離
45cm~120cmの距離のことで、相手の表情が読み取れる距離です。日常会話が行われる距離になります。
社会距離
120cm~350cmの距離のことで、相手に触れることはできないけれど容易に会話のできる距離です。商談や知らない者同士での会話の距離になります。
公共距離
350cm~700cm以上の距離のことで、個人的な距離としては遠すぎますので講演などの話し手と聞き手側の距離です。
3.心理学という目で覗いてみた車に乗った時のパーソナルスペース
人は車に乗ると心理的に自分の体の大きさが車の大きさになってしまうので、パーソナルスペースもその分大きくなります。
例えば、いつもおとなしい人でも車に乗った途端に気持ちが大きくなり運転が荒くなってしまうという人もいます。
その理由は、自分のパーソナルスペースが大きい人はいつも周囲に気を使ってい外敵から身を守っていますが、車に乗ったことによって自分自身のパーソナルスペースが車の大きさになってしまう心理状態によります。そして自分自身のパーソナルスペースに入られる危険性がないという安心感から起こる心理的な現象なのです。
4.まとめ
今回は、パーソナルスペース(自自己領域)についてお伝えしてきましたが如何でしたか?
パーソナルスペースは個々によって大きな差があり、またその時々の心理的な状況によっても変わってしまうものなんです。